土地家屋調査士JP

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  • 都道府県:
    東京都
  • 業種:
    不動産

土地を売却しようとしたところ、不動産屋から、売却するには「境界確定測量」というものをする必要があると言われました。

しかし、手元には以前この土地を測ってもたったときの「現況測量図」というものがあります。

この「現況測量図」ではダメなのでしょうか?この不動産屋の言っていることは正しいのでしょうか?

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土地家屋調査士の回答(1件)

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    回答日:
    「土地家屋調査士JP」運営事務局 田中 優輝
    東京都 中野区 中野4-1-1 中野サンプラザ9F

    現況測量図と境界確定測量図の違いは、「図面に正しい境界が書いてあるかどうか」です。

    「現況測量図」は、現地にある境界杭やブロック塀などを機械を使って測り、それらを結んだ線をとりあえず境界線として図面に書きます。

    しかし、それはあくまで「とりあえず」の境界線なので、正しい境界線とは異なります。
    現地にある境界杭やブロック塀は、本来の位置からずれていることが多いからです。

    そこで、その「とりあえず」の境界線の位置を、行政などから資料を収集して正しい境界線に修正したものが、境界確定図です。
    (加えて、一般的にはその図面を隣地の方々にも確認してもらい、それぞれ確認のハンコをもらいます。)

    公簿売買といって、境界確定測量をせずに土地を売るケースも無くはないのですが、買主からすると正しい境界もわからない状態で土地を買うことになるので、一般的には売却価格が下がったり、売れるまでに時間がかかったりすることが多いです。

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